事業概要
江戸末期文化文政時代(1804~1829)の作庭と伝えられています。
庭園は主屋の南に開け、東南の隅に枯滝を組み三層石塔を配しています。
庭の南東部の隅に枯れ滝の石組みを設けて高い峰とし、この峰から低く高く刈り込まれたイヌマキは遠くの連山を表現しています。
また、鶴亀の庭園ともいわれ、一変して高い石組みは鶴となり、亀は大海に注ぐ谷川の水辺に遊ぶがごとく配され、石とさつきの組み合わせが至妙な庭園です。
国指定名勝「西郷恵一郎邸」屋敷内にて、茶道体験・文化継承事業・セミナーを行っております。鶴と亀のお庭を見ながら暫し時を忘れ「学び」の時間をお楽しみください。